教学キャリア<学校版>の仕組み
『教学キャリア<学校版>』Q&A
●「書写」は国語科のなかの正式な授業
| Q1 | 「書写」は正式な授業ですか? |
| A1 | はい。書写とは公式な呼称であり、学習指導要領で小中学校国語科の言語事項として学ぶことが定められています。書写に充てる標準的な授業時数も年間国語授業数の何割、という形で学年ごとに決まっています。 |
| Q2 | 書写と書道との違いは何ですか? |
| A2 | 書写は文字を「正しく整えて読みやすく書く」ことが目的です。えんぴつやペン書きの硬筆と毛筆を関連付けて学習が行われます。中学生ではこれに「速く書く」ことも加わります。一方、「書道」は学習指導要領では芸術科目として高等学校以上の科目として位置づけられています。 |
| Q3 | 担当児童生徒の推薦とはどのようにして学校にくるのですか? |
| A3 | ライセンス保持の児童生徒がいる小中学校には、事務局(書写検)から子どもの名前を記した教学キャリア制度の説明と受け入れのお願い書類をお送りしています。 |
| Q4 | いわゆる芸術書道は美を追い求める余り文字から離れすぎて読めなくなるなど文字文化という点ではその発展に寄与しないとの見方もありますが。 |
| A4 | いいえ。大いに寄与します。創造美を追求する芸術書道により、文字に親しむ視点がとても情操豊かなものになると思います。その視点に止まらず(書写のように)文字を正しく整えて書くことや、現代人が使う硬筆との関連まで視野に入れた文字文化を追及する姿勢が大切だと考えます。 |
●自分の特技を生かし、人の役に立つ
| Q5 | 教学キャリアはいつ、どこでやるの? |
| A5 | 書写を学ぶところで、いつでも、というのが全般的な答えですが「学校版」は小中学校の国語の授業で書写を学ぶときに教室で展開します。 |
| Q6 | 何をどうするの? |
| A6 | 毛筆の使い方や字の上手な書き方を、手を取るなどして教えます。その日の課題のお手本を書いて黒板に張り出してもらうなどの方法もあります。 |
| Q7 | 担当児童生徒にどんなことをしてもらえばいいのですか? |
| A7 | 毛筆の使い方や字の上手な書き方を、手を取るなどして教えてもらいます。その日の課題のお手本を書いて黒板に張り出してもらうなどの方法もあります。 |
| Q8 | 教える子は自分の勉強ができないのでは? |
| A8 | もちろん、自分の課題は先に済ませる必要がありますから忙しいとは思います。しかし、お友だちも上手になるし、教える子も人に教えることで、自分もポイントがよく理解できて上手になります。教学相長ず、というのはこのことなのです。 |
| Q9 | 1時限まるまる教えなくてはいけないですか? |
| A9 | そうではありません。一時限(五〇分または四五分)の授業の中で先生がこの場面でやってもらおう、という時間帯に参加するだけでいいのです。たとえ五分、一〇分でもかまいません。 |
| Q10 | 教えることでクラスメートの反発を買い、いじめられたりしませんか? |
| A10 | 教えるためには相手の気持ちを理解しなくてはできません。教え合い、学び合いにより相手とのコミュニケーションが生まれます。むしろそのことでお友達との仲が深まるという声も寄せられています。もちろん、教場の指導者もその子の性格や親の希望などを確かめて学校に推薦し、その後も観察、指導を続けていきます。 |
