はじめに
みなさんは文字・活字文化振興法をご存知ですか?2005年に議員立法で成立、施行されました。日本という国の基礎である文字文化を国民全体の力で向上、発展させることが法の目的です。「国語力」の充実を求める声が背景にあり、これは文字・言葉の文化を改めて重視する機運の高まりともいえます。 書写書道教育に取り組む私たちとして何かやれることはないか、と考えた結果、私たちが長年にわたって実践してきた教え合い、学び合う「教学の経験(キャリア)を積む」活動を草の根から広げていく運動に取り組むことにしました。なかでも学校と街の書塾が連携する「教学キャリア>学校版<」運動を中心に据えています。ぜひご参加ください。
平成19年夏 教学キャリア推進委員会
挨拶から始めよう

心も磨く教学の精神
「こんにちは」| | 何気なく交わすこの一言には 今日はご機嫌いかがですか? という意味が含まれています。この意味をわきまえた「こんにちは」にはぬくもりやふくらみが出て、豊かなあいさつになります。
また「礼」という言葉があります。旧字体の「禮」を見れば意味がわかります。「礼」とは『豊かさを示す』ものなのですね。あいさつや礼儀にはその人の豊かさが表れるのです。
私たちは書写を通して文字や言葉の大切さを伝えてきましたが、その基本は、気持ちをこめたあいさつができる、豊かな心を育むことだと考えています。教え合い、学び合う「教学」は、書写の技術を高めるだけでなく、言葉を大切にする心、思いやりの心を育みます。
よいあいさつ、よい返事、よい言葉を使い、心も磨いていきましょう。
